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一夜で作られた白銀の世界に
目を輝かせ飛び出していくのは
無垢のこどもたち
僕はゆっくり歩いてゆく
このどこまでも続く白い街を
転ばないように 立ち止まらないように
音を失ったこの街に
響かせたいのは そう
僕たちの音
あの時胸に抱いてた夢は今何処へ行ったの?
白く眩しく輝く 未来を見ていたはずなのに
雪道は人々が通っていって
後に残るのは くすんだ色をした想いだけ
雪の降る街で
僕は待っているから
いつか共に奏でようよ
僕たちの信じた音の葉を・・・
僕の身体から発せられる言葉
流れ出す旋律
何を紡ぐだろう
干からびた風
偽りの吐息
愛の唄が奏でられる日
いつか来るだろうか
憎しみの中に、愛を──
寂しいんだ
哀しいんだ
愛しいんだ
歩いてゆく、この道は──
どんな色で染められてゆくのだろうか
僕の色で染めて
君の色で塗り替えられて
でもやっぱり僕の色
これが僕の色なんだ
君の色が混じった色
これが今の僕の色
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